中国のバレー監督が敗戦に激怒!観客の前で猛烈な「しごき」、倒れた選手の体になおもボール打ち込む―中国メディア

Record China    2018年12月28日(金) 20時0分

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27日、観察者網によると、中国のバレーボール・スーパーリーグの試合で、敗れたチームのコーチが1人の選手に観客の面前での居残り特訓を行った。選手が疲労で倒れるとさらに怒りを爆発させ、猛烈な勢いで選手にボールを打ち込んだ。

2018年12月27日、観察者網によると、中国のバレーボール・スーパーリーグの試合で、敗れたチームのコーチが1人の選手に観客の面前での居残り特訓を行った。選手が疲労で倒れるとさらに怒りを爆発させ、猛烈な勢いで選手にボールを打ち込んだ。

26日に行われた同リーグの八一―北京戦の試合後、1‐3で敗れた八一の選手1人がコーチから特訓を受ける様子を撮影した動画がネット上で拡散した。動画には、「しごき」の果てに意識を失って倒れたように見える選手に対して、コーチが思い切りボールを打ちつける様子も映っていた。

現場にいたという観客によると、選手は八一で背番号4をつけている袁党毅(ユエン・ダンイー)だという。袁は当日の試合でチーム3位の11得点を挙げる一方で、重要な場面でミスを犯していた。このため、八一の陳方(チェン・ファン)監督が北京の選手に対する表彰が行われている最中のコート内で居残りレシーブ特訓をさせたとのことだ。

観客の面前で徹底的にしごかれて倒れた袁は「入院して検査を受けた。骨に異常はないが次の試合は出られそうにない」という。

この動画がネット上で公開されると、多くのネットユーザーが陳監督に対して強い憤りを示し、「こんなやり方は選手を萎縮させるだけ」「試合会場での体罰は訓練の範囲を逸脱しており、侮辱行為の疑いがある」といったコメントを残している。

記事によると、このトラブルについて中国バレーボール協会も事態を重く見て調査に乗り出し、27日に公式サイト上で、陳監督に対して4000元(約6万5000円)の罰金と3試合の出場停止を命じる決定を発表した。(翻訳・編集/川尻

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