小中学生の非正常な死亡、毎年1万6000人=安全管理のずさんなど問題山積―中国

Record China    2012年12月18日(火) 12時46分

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17日、中国では毎年1万6000人に上る小中学生が正常ではない形で死を遂げている。毎日約1クラス分の子供が命を落としている計算になる。写真は江蘇省南京市の小学校の警備員。

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2012年12月17日、中国の国営通信社・新華社通信は、中国では毎年1万6000人の小中学生が正常ではない形で死を遂げており、毎日約1クラス分の子供が命を落としている計算になると報道した。

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今月14日、河南省信陽市光山県の小学校に刃物を持った男が侵入し、小学生22人が切り付けられた。幸いにも死者は出なかったものの、大惨事に発展してもおかしくないほど異常な事件だった。逮捕された男は36歳で、統合失調症の認定を受けていたという。小学校では校門前の売店が守衛を兼ねており、出入りする人物についても厳格な管理が行われていなかった。

社会の治安の悪さや安全管理のずさんさはいずれも同様の事件の引き金になりかねない。さらに、思いやりの不足や道徳の欠如などが軽視できない原因だろう。光山県の事件を教訓に、再発を防止する必要がある。(翻訳・編集/内山)

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