トランプ大統領と習近平主席が電話会談、中国政府は米中国交樹立40年談話も発表―米メディア

Record China    2018年12月31日(月) 15時10分

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30日、米国際放送局VOAの中国語版サイトは、米国のトランプ大統領と中国の習近平主席が電話会談を行ったことを報じた。写真は天安門広場。

2018年12月30日、米国際放送局VOAの中国語版サイトは、米国のトランプ大統領と中国の習近平(シー・ジンピン)主席が電話会談を行ったことを報じた。

トランプ大統領は29日、ツイッターで「習近平主席と『長時間かつ非常に素晴らしい』電話会談を行った」とし、米中貿易関係に報告があったと伝えている。

一方、中国の新華社は、習主席が来年は米中国交樹立40周年に当たることを協調したうえで、中国が米中関係の発展を重視していること、協力による建設的な米中関係の発展を望む米国の姿勢を称賛したことを報じた。また、米国とともに40年間の米中関係の発展を振り返り、経済・貿易、軍事、法執行、麻薬撲滅、地方、文化などの交流や協力を強化し、重大な国際問題、地域問題におけるコミュニケーションを保って互いの利益を尊重することを望むとする習主席の意向を示した。

記事はさらに、中国外交部が30日に米中国交樹立40周年の談話を発表したほか、同部の陸慷(ルー・カン)報道官が「われわれは米国とともに、アルゼンチンでの米中首脳会談で至った貿易紛争解決に向けたコンセンサスを実行し、相互尊重を基礎として意見の相違を適切に処理する意志がある」としたことを伝えている。

一方で、トランプ大統領は29日のツイッターへの書き込みでは米中国交樹立40周年について言及しなかったと指摘。ホワイトハウスも関連の声明を発表していないとし、「米軍はこれまでに何度も、中国とは協力すべきところで協力し、対抗すべきときには対抗するとの姿勢を見せてきた」と紹介した。(翻訳・編集/川尻

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