韓国に初の女性大統領か、パク候補わずかにリード=最終世論調査

Record China    2012年12月18日(火) 21時43分

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18日、韓国大統領選の最終世論調査によると、与党セヌリ党の朴槿恵候補が最大野党・民主統合党の文在寅候補をわずかにリードしており、韓国初の女性大統領誕生の可能性が高まっている。写真はソウルで行われている選挙活動。

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2012年12月18日、りんご日報によると、19日投開票される韓国大統領選で、このほど行われた最終世論調査で、与党セヌリ党の朴槿恵(パク・クネ)候補が最大野党・民主統合党の文在寅(ムン・ジェイン)候補をわずかにリードしており、韓国初の女性大統領誕生の可能性が高まっている。

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調査結果によると、パク候補は0.5〜3.5%の僅差でムン候補をリード。選挙直前の16日になって少数野党・統合進歩党の李正姫(イ・ジョンヒ)候補が選挙戦から離脱を表明。パク候補を「腐敗政治の核心人物。当選すれば災難が起きる」と批判し、情勢に変化が出ているという。

パク候補は60歳。故朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の妻である母の陸英修(ユク・ヨンス)氏暗殺後、暫定的なファースト・レディーを務めた経験もある。韓国では女性国会議員が15%、女性の平均所得が男性の4割にとどまる男性優位社会だが、パク候補に対する女性支持率は必ずしも高くない。「これまで女性の権利拡大に取り組まなかった」「女性であることを選挙戦の道具にしているだけ」など、手厳しい批判も出ている。(翻訳・編集/AA)

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