米FBI、炭素繊維密輸の疑いで中国人を逮捕=中国の戦闘機用か―米メディア

Record China    2012年12月19日(水) 18時20分

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16日、米軍事サイト・Strategy Pageは、米国での炭素繊維密輸に関して報道した。このほど米連邦捜査局は、20トンの炭素繊維の密輸を企てた疑いで中国人1人を逮捕した。写真は2011年4月四川省成都市で開かれた戦闘機殲10の展覧会。

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2012年12月16日、米軍事サイト・Strategy Pageは、米国での炭素繊維密輸に関して報道した。環球ネットが伝えた。

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ここ2カ月間で米連邦捜査局は、米国人1人とイラン人2人の計3人をイランへ炭素繊維の密輸を計画したとして逮捕した。3人はイランに核兵器を含む武器開発に利用できる炭素繊維3トンを密輸する予定だった。現在も共犯と思われるもう1人のトルコ人の逮捕に向け調査を進めている。

一方、このほど同様の事件がまた発生した。今度逮捕されたのは中国人1人で20トンの炭素繊維の密輸を企てていた。密輸の対象となったのは1kg当たり2000ドル(約16万8000円)の炭素繊維で、中国が開発途中のステルス戦闘機、殲20や殲30の重要な部品となる。中国人の男には懲役20年が言い渡される可能性が高く、米国政府に中国の密輸状況に関して情報を提供すれば減刑も考えられるという。(翻訳・編集/内山)

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