中国が米国産大豆の大口輸入契約を破棄、豊作のブラジル産に切り替える姿勢―中国メディア

Record China    2012年12月24日(月) 6時40分

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20日、米農務省は中国が米国産大豆54万トンの輸入契約をキャンセルしたと発表した。豊作でより価格の安いブラジル産に切り替える狙いがあるという。写真は山東省日照市の港湾。輸入された大豆。

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2012年12月20日、米農務省は中国が米国産大豆54万トンの輸入契約をキャンセルしたと発表した。21日、中国経済網が伝えた。

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54万トンもの大規模な契約のキャンセルは14年ぶり。しかも18日にも30万トンの契約をキャンセルしたばかりだという。中国は米国にとって主要な大豆輸出国。米国の大豆輸出量の62%は中国が占めている。

この大口キャンセルを受け、シカゴ商品取引所の大豆先物価格は下落している。中国がキャンセルした理由について関係者はブラジル産大豆が豊作となる見込みが高まったためと分析している。ブラジルは世界第二の輸出国で、中国はより低価格で輸入することを望んでいる。アナリストは今後も中国の発注キャンセルが相次ぐとみている。(翻訳・編集/KT)

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