2012年12月23日、オーストラリア華字紙・澳洲日報によると、オーストラリアの若者は必ずしもクリスマスを楽しみにしていないという。家族で過ごすイベントだけに家庭の状況に大きく左右されるようだ。

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全豪青少年健康基金会が12〜25歳の若者500人を対象に実施した調査によると、若者の57％はクリスマスを楽しいと回答。一方で88％が本来ならば愉快なイベントが負のムードに包まれることもあると回答している。クリスマスを楽しくなくしてしまう最大の要因は家族の不仲、けんか。65％がこの要因を回答している。子どもたちが戦々恐々としながらクリスマスを迎えることがわかったと調査主催者はコメントしている。

また、クリスマスが来ると悲しくなるとの回答が24％、クリスマスは普段より辛いとの回答も28％を数えた。そんな悲しいクリスマスの嫌な気分をまぎらわしてくるのがソーシャルメディア。若者の62％がソーシャルメディアを使って家庭内の緊張から逃れると回答、54％がソーシャルメディアを使えばそんなに寂しくないと回答した。調査主催者は「ソーシャルメディアは青少年にとって危険なツールだが、辛い時に対応するための重要なツールにもなっている」と分析した。（翻訳・編集/KT）