人民網日本語版 2019年1月9日(水) 18時50分
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頭を前かがみにして、顔をスクリーンに近づけるという姿勢は、パソコンを利用する人々がよくする姿勢と言える。しかし、米サンフランシスコ州立大学は最新の研究結果から、こうした姿勢は頸部に大きな負荷がかかり、痛みを引き起こすと指摘している。
頭を前かがみにして、顔をスクリーンに近づけるという姿勢は、パソコンを利用する人々がよくする姿勢と言える。しかし、米サンフランシスコ州立大学は最新の研究結果から、こうした姿勢は頸部に大きな負荷がかかり、痛みを引き起こすと指摘している。またこうしたトラブルは、背筋を伸ばし、頭部と体を一直線上に保つよう心がけるだけで、軽減することができるとアドバイスしている。新華網が伝えた。
研究では、学生125人に30秒間、前かがみの姿勢をしてもらったところ、98%の学生が頭部や頸部、眼に程度の異なる痛みを覚えたと訴えた。また、筋電図によると、前かがみの姿勢をした場合、僧帽筋の張力が著しく増加していることが分かった。
研究者はパソコンを利用する際、背筋を伸ばした姿勢を保っていた場合、頭部は首のちょうど上になり、背中の筋肉もリラックスした状態で頭部と頸部を支えることができると指摘している。一般的に頭部と頸部の重さは約5.5キログラムといわれている。もし、頭部を前に45度傾けた場合、首は1つの支点としての役割を果たすことになり、体はてこのように頭部と頸部の重さを支えなければならなくなる。その際、関連する筋肉にかかる負荷は重さにして20.5キログラムにも及ぶ。
そのため、研究者は、「もし長時間パソコンを操作していて、肩や頸部、背中に痛みを覚えた場合は、まず座っている時の姿勢をチェックし、できるだけ頭部と体を一直線上に保つよう心がけたほうがよい」とアドバイスしている。(編集TK)
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