2018年に人気を集めた子供の名前ランキング発表

人民網日本語版    2019年1月9日(水) 19時50分

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中国では子供の名前にどんな流行がみられるのか。

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中国では95後(1995年から1999年生まれ)が出産適齢期に入り始めており、90後(90年代生まれ)や80後(80年代生まれ)、70後(70年代生まれ)らも1人目や2人目の子供をもうけている。そして子供が生まれると、今度はその名前をどうするかということに頭を悩ませることになる。では現在、子供の名前にはどんな流行がみられるのか、ここで紹介していこう。人民日報アプリが伝えた。

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広東省仏山市公安局がこのほど、2018年に人気を集めた子供の名前を発表した。2018年に仏山市で出産届けが出された男の子で一番多かった名前は「梓洋」だった。

「梓洋」は2017年は6位だったが、今年一気にトップまで順位を上げた。これにより2018年に生まれた男の子の場合、約1000人のうち1人は「梓洋」という名前になる計算となる。

2番目に多かったのは「梓軒」で、2年連続で占めていた首位の座を明け渡す形となった。

3位以下は、「俊宇」、「梓睿」、「梓豪」、「俊傑」、「宇軒」、「浩然」、「浩宇」、「子睿」と続いた。

2015年から2018年までの仏山市で人気を集めた子供の名前ランキングにおいて、女の子の名前で一番多かったのは「梓晴」で、3年連続のトップとなった。これにより2018年に生まれた女の子の場合、1000人のうち約2人は「梓晴」という名前になる計算となる。

2位以下は、「雨桐」、「芷晴」、「梓淇」、「梓涵」、「梓妍」、「梓琳」、「思[女予]」、「暁彤」、「思穎」と続いた。

また2018年、仏山市戸籍の市民で一番多かった苗字は「陳」で、100人のうち約7人が「陳」という苗字になる計算となる。

2位以下は、「梁」、「李」、「黄・何」、「劉」、「張・呉」、「羅」、「周」と続いた。

氏名で一番多かったのは「陳俊傑」で、2017年の4位からトップにのし上がった。市民1万人のうち約1人の氏名が「陳俊傑」という計算になる。

2番目に多かったのは「梁嘉欣」で、2017年のトップから2位に順位を下げた。

3位以下は、「陳志強」、「梁志強」、「陳嘉欣」、「梁俊傑・陳麗華」、「梁敏儀」、「黄俊傑」、「陳敏儀」と続いた。「黄俊傑」が初めてトップ10入りしたのに対して、「梁麗華」は初めてトップ10から脱落した。

名前だけを見ると、最も多いのは「俊傑」で、2017年の2位からトップに順位を上げた。1000人のうち約1人の名前が「俊傑」という計算になる。

2番目に多かったのは「志強」で、2017年のトップから2位に順位を下げた。

3位以下は「麗華」、「嘉欣」、「敏儀」、「麗娟・偉強」、「麗珍」、「麗芳」、「麗霞」と続いた。2017年にトップ10に入っていた「少英」は姿を消し、代わりに「麗霞」がトップ10入りを果たした。

16年末に公安当局が発表した統計のうち、広東省で最も多い氏名トップ100を見ると、「嘉欣」という名前が最も多く、そのほとんどが女性だった。

一方、広東省の男性で最も多い名前は「志偉」だった。

専門家は、「江蘇省の人は秀英、貴英、鳳英というように、『英』という漢字を使うのを好み、北京の人は『栄』、上海の人は『宝』、『妹』、遼寧省の人は『樹』、『鳳』、『珍』、陝西省の人は『剣』、『軍』、四川省の人は『青』、『瓊』、『徳』、『成』、広東省の人は『雅』、福建省の人は『志』、『美』、『水』という漢字を使うのを好む」と分析している。

もちろん人気の名前も時代によって異なり、今の人は「梓」、「浩」、「宇」といった漢字を使うのを好むのに対して、以前は「建国」や「建軍」といった名前が人気だった。

同名の人がどれほどいるかを知りたい場合は、子供の名前を決める前に、地元の公安局のサイトや派出所で調べてみることもできる。人気が高く、同じ名前になりやすい名前を公開している地方の公安局が少なくないからだ。(編集KN)

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