乗用車が高校生の集団に突っ込み23人負傷=事後自ら車に火を放った犯人、動機は黙秘―河北省承徳市

Record China    2012年12月26日(水) 9時41分

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24日午後12時07分ごろ(現地時間)、中国・河北省承徳市豊寧満族自治県にある高等学校の前で、下校中の学生の集団に普通乗用車が突っ込んだ。これにより23人が病院に搬送され、重傷者3人を含む13人が入院治療を受けている。

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2012年12月24日午後12時07分ごろ(現地時間)、中国・河北省承徳市豊寧満族自治県にある高等学校の前で、下校中の学生の集団に普通乗用車が突っ込んだ。これにより23人が病院に搬送され、重傷者3人を含む13人が入院治療を受けている。京華時報が伝えた。

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事故を目撃した付近の店主によると、車は減速するどころか加速して学生たちに突っ込み、自転車に乗った学生をなぎ倒した。学生たちをひいた後もほかの車に衝突しながら進み、最後は止まっていたタクシーに衝突して停止した。車の停車位置は事故現場から100mほど離れていた。

また、ほかの目撃者によると、運転手は40〜50代の男で、事故後も車から降りようとしなかった。数人の人が運転手を降ろそうと窓ガラスを割ったが、男はライターで車に火を点け、人を遠ざけた。その後、現場に到着した警察により男の身柄が拘束された。車のトランクには爆竹やガスボンベが積まれており、車は破裂音と共に燃え上がったという。幸いにもガスボンベは消防隊が確保し、大きな爆発は起きなかった。

当局は取り調べを行っているが、男は黙秘を続けている。当局の調査では、男は同県在住で10年前に妻と離婚。さらに3年前、男女のトラブルが原因で娘が殺害された。男は娘を殺害した犯人に対する判決を不服とし、関連部署に陳情に回ったが思うような結果は得られなかったという。このほか、血液検査で飲酒や違法薬物の使用はなかった。(翻訳・編集/内山)

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