Record China 2012年12月28日(金) 10時3分
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25日、若い外国人にとって、中国での職探しは容易ではなくなっている。写真は北京で開かれた外国人向けの就職説明会。
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2012年12月25日、米華字メディア・多維新聞は、大きな希望を抱いて中国を訪れる若い外国人にとって、中国での職探しは彼らが考えているほど簡単ではないと報じた。
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母国ポーランドで政治学の学位を取得したものの、適切な職を見つけられなかった26歳のMichal Sliwinskiさんは、このまま国内に残っても明るい未来は開けないだろうと思い、目覚しい発展を続ける中国へやって来た。北京に到着後、すぐに英語教師の職を見つけ、中国での生活を開始した。
2年後の現在、英語教師から他の職に変えようと考えたものの、厳しい現実にぶつかることになった。毎年10月に北京で開かれている外国人向けの就職説明会では、外国人約1200人の応募に対し、求人企業は60ブース程度しかなく、その多くが英語教師の職だったという。
経済不況に直面している欧米諸国の一部の人々にとって、中国は希望に満ちあふれた新大陸のように思える。しかし、それは必ずしもすべての人に素晴らしい未来を約束しているわけではない。特に、特別な技能を持っているわけでもなく、中国語も不自由な新卒の外国人に関しては。彼らが見つけられる仕事は外国語教師などに限られ、しかもこれらの職で得られる給与は自国で稼げる額よりも少ない可能性さえある。
中国では一昔前、英語ができることや海外での経歴が特殊技能と見られた時期があった。しかし現在は、海外の大学を卒業して各国言語の能力を備えているだけでなく、広い視野を養って帰国する中国人留学生が多数存在している。
こうした状況もあって、北京の人材募集市場では外国人求職者に対する条件が高度化・専門化しており、第二外国語として中国語を選択した程度の新卒の外国人は外国語教師以外の職がなかなか見つからないのが現状だ。(翻訳・編集/HA)
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