2012年12月28日、ウォン・カーウァイ（王家衛）監督の最新作「一代宗師」のキャンペーンに、俳優チャン・チェン（張震）が出席。来年の結婚予定を語った。聯合報が伝えた。

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ウォン監督の最新作は、カンフーの一派・詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠でもあるイップ・マン（葉問）を描く「一代宗師」。来月8日の公開に先立ち、台北市内に映画セットを復元した展示館が登場。28日、イップ・マンの武術のライバルを演じたチャン・チェンがキャンペーンに出席した。

映画のために中国武術の八極拳を、3年にわたって稽古し続けた。最初は役づくりのためと思っていたが、武術を学ぶうちに心境の変化があった。先月、中国・吉林省で行われた八極拳の全国大会で、見事に優勝を飾っている。チャン・チェンによると、練習を始めた当初は思いもよらないことだったという。

映画では主演のトニー・レオン（梁朝偉）、女優チャン・ツィイー（章子怡）はそれぞれ、別流派の遣い手となっている。撮影では戦うシーンで各自の技を披露しているが、それをプライベートで教え合うのは厳禁。中国武術界に今も生き続ける、「門外不出」の鉄則に、身の引き締まる思いがしたと話していた。

元付き人女性と交際2年以上になるチャン・チェンだが、ゴールイン目前と言われている。結婚の話題も回避せず語ったところによると、来年はいい報告ができるよう努力したいという。もし本当に結婚が決まったら、「隠すことなく、必ず発表する」と話していた。（翻訳・編集/Mathilda）