ピエロ花屋が大繁盛! 街行く人を幸せに―陝西省西安市

Record China    2007年3月27日(火) 10時29分

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2007年3月25日、陝西省西安市の繁華街に、花を売るピエロがいた。奥さんの花屋を手伝う彼は、26歳の李さん。テレビで見たピエロ・セールスマンを参考に、花を売ることを思いついたという。ピエロの花屋は現在大人気!街行く多くの人が花を買っていく。

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2007年3月25日、陝西省西安市の繁華街・南門広場に、1人のピエロが登場! 自転車に乗った彼は通行人に笑顔を振りまきながら、花束を販売していた。

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このピエロは、陝西省楡林市出身の26歳の李小鵬(リー・シャオペン)さん。西安市に出稼ぎに来て、5年目になる青年だ。出稼ぎに来たばかりの頃は、レストランで働いていたという。奥さんは小さな花屋を経営しているが、内装にお金をかけることもできず地味な店のため、繁盛しているとは言えない状況だったそうだ。

ある日李さんがテレビを見ていると、ピエロの格好をしたセールスマンが紹介されていた。そのピエロ・セールスマンは成績優秀で、売り上げ好調ということだった。アイディアがひらめいた李さんは早速奥さんに向かって、「ピエロの格好で、花を売ってみたら」と勧めたそうだ。だが、奥さんの返事は「恥ずかしくてできないわ」というものだった。

その後李さんは、悩んだあげくレストランを辞めることを決意! 思い切ってピエロになり、奥さんの花屋を手伝うことに決めた。2人で道具を作り、李さんはピエロとして花屋の店員に。すると予想通りの大人気! 街行く人はピエロを見ると声をかけ、花を買ってくれる。特にバレンタインデーの売り上げは、いつもの3か月分にもなり、奥さんも大喜びだったという。

「これから花屋を改装します」、と明るい笑顔で話す李さんピエロは、農村から親戚を呼び寄せ、ピエロ花屋を拡大する計画もあるという。成功の秘訣を聞くと、「とても簡単。みんな恥ずかしくてやらないだけですよ。私はこの街のおどけたピエロとして、美しい花を持ってみなさんを幸せにします」と素直に答えてくれた。(編集・饒波貴子)

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