汚職官僚撲滅の切り札、官僚の財産公開制度に期待集まる=早期導入は困難と党高官―中国

Record China    2013年1月1日(火) 15時10分

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29日、台湾・中央通訊社は、王岐山中国共産党中央紀律委員会書記が官僚の資産公開について、将来的な課題だとして早期の導入を否定していたという。写真は3月、王岐山氏。

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2012年12月29日、台湾・中央通訊社は、王岐山(ワン・チーシャン)中国共産党中央紀律委員会書記が官僚の資産公開について、将来的な課題だとして早期の導入を否定していたという。

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今や中国にとって最大の政策課題の一つとなっているのは汚職官僚の取り締まり。習近平(シー・ジンピン)総書記も就任演説で意欲を語っている。そうした中、もっとも有効な汚職防止策として期待されているのが汚職官僚の財産公開制度だ。2009年から一部地方自治体では試験的に導入されており、まもなく全国的に導入されるのではとの期待も広がっていた。

28日、中国紙・経済観察報は記事「公開しよう、官僚の給与」を掲載したが、記事中、王書記が早期の公開に後ろ向きとの記述がある。11月30日、王書記は専門家8人との座談会に出席した。財産公開は必ずやるべき課題だと理解を示したものの、具体的な問題が多いと早期導入に否定的な見解を見せていたという。(翻訳・編集/KT)

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