2019年1月12日、レーダー照射問題や歴史問題で日韓政府の対立が深まる中、韓国のインターネット掲示板に「最近の韓国の若者が日本と聞いて思い浮かべるもの」に関するスレッドが立ち、ネットユーザーから続々とコメントが集まっている。

スレッド主が紹介するのは、韓国国政広報処が運営するインターネットニュースサイトの11日付の記事「最近の若者に聞いた『日本と聞いて思い浮かべるものは？』」。記者が自身の弟（20代）に直接聞いた内容を伝えているものだが、それによると、まず思い浮かべるのは「端正な料理」。「韓国料理と似ていながらも独特なイメージで、きれいな盛り付けにも魅力を感じる」という。

続いて思い浮かべるものは「親切さ」。親切な接客や、道を尋ねた時に目的地まで案内してもらえること、他にもさまざまな理由が挙げられている。

また「ドラマ」のイメージも強いという。最近両国で多く見られるドラマや映画のリメークも影響を与えているようで、「日本原作のリメーク作品を通じて、日本に対して肯定的なイメージを持つようになった」という。

これを受けスレッド主は「日本のことは本当に認める」と感想をつづっている。他のネットユーザーからも「確かにね」とのコメントをはじめ、「世代交代したら、北朝鮮とは他人になって、日韓関係は正常化するだろう」「日本旅行がいいよね。済州島はないない」「反日は政治だけ。親日が正常」など肯定的な意見が多いようだ。

ただし「韓国が反日じゃなくても、日本人は韓国のこと嫌いでしょ？」「日本は観光にはいい国だけど、定住するのは韓国より大変だって」「これだけ反日教育で洗脳しても日本文化にハマる若者世代」などの反論も寄せられている。（翻訳・編集/松村）