Record China 2019年1月21日(月) 11時50分
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20日、米華字メディア・多維新聞網は、韓国軍による自衛隊機へのレーダー照射問題で「韓国の議員が驚きの言葉で安倍晋三首相を非難した」とし、「日韓関係が断裂の危機に瀕している」と報じた。資料写真。
2019年1月20日、米華字メディア・多維新聞網は、韓国軍による自衛隊機へのレーダー照射問題で「韓国の議員が驚きの言葉で安倍晋三首相を非難した」とし、「日韓関係が断裂の危機に瀕している」と報じた。
記事は、韓国軍艦が日本の哨戒機に火器管制レーダーを照射したとされる問題をめぐって日韓が対立しており、韓国国会の安圭伯(アンギュベク)国防委員長が「レーダー問題に対する安倍首相の態度は、互い戦争で国内問題を多い隠そうとした豊臣秀吉と一緒だ。このようなやり方は、政治家として然るべき選択ではない」と述べたことを伝えた。
また、韓国・聯合ニュースが20日に「日本政府は韓国が射撃時に使用する火器管制レーダーを日本の哨戒機に照射したと称しているが、実際は漁船救助のために配備した普通のレーダーだった。二つのレーダーは同じ周波数を使用している」と改めて報じたことを紹介。記事は「レーダー照射問題、そして韓国の裁判所が徴用工問題で再三日本企業に賠償を命じる判決を出したことで、日韓政府の対立が激化しており、関係はほぼ断裂に近いレベルに達している」とした。
さらに、日本側の姿勢に対して韓国国内から「歴史問題で対立する中、安倍首相は今回の問題で『韓国は軍事上でも信頼できない国』という印象を拡散しようとしている。また、周辺国への嫌悪感情をあおり立てることによって、軍備拡張や憲法改定といった政治的立場の継続を狙っている」との認識が出ているとも伝えた。また、韓国が従来に比べて強硬な姿勢を見せている背景として、韓国で間もなく「3・1独立運動」100周年を迎えることがあると分析した。(翻訳・編集/川尻)
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