Record China 2019年1月23日(水) 10時20分
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カナダ安全情報局の元局長がファーウェイ排除を呼び掛けた問題をめぐり、中国外交部の華春瑩報道官は22日、「こうした根拠のない話に対するコメントはしたくない」と不快感を示した。
カナダ安全情報局の元局長が中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)排除を呼び掛けた問題をめぐり、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は22日、「こうした根拠のない話に対するコメントはしたくない」と不快感を示した。
同日の定例記者会見で「カナダ安全情報局の元局長がカナダ当局にファーウェイ製品の使用禁止を呼び掛けた。元局長は、『カナダ人2人に対する中国のやり方には人々に疑問を抱かせる理由がある。中国側がカナダの通信設備にアクセスできるのであれば、乱用の可能性もある』と指摘している。この件に対する中国側の見方は?」との質問に答えたもの。
華報道官は「根拠のない話に対するコメントはもうしたくない」と発言。海外のネットユーザーが「米国とカナダは中国のハイテク企業に強い圧力をかけている。中国企業による『スパイ』活動を懸念し、中国製のフォークですらスパイの可能性があると不安に感じているほどだ」とやゆしていると説明した上で、「ロジックのでたらめぶりは甚だしい」と元局長の発言を非難した。
華報道官は「以前から言っているように、安全問題は事実をもって語られるべきだ。米国、カナダそして両国のいわゆる盟友は中国の通信設備が中国によって監視されているとする『パニック』をつくり出そうとしているが、これら国々にどのような証拠があるのか?。証拠がないなら、世の人々がでたらめと感じる発言はここで打ち切るべきだ」とも指摘した。(野谷)
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