トニー・レオン、2度の骨折に入院も=ウォン・カーウァイ監督の最新作でカンフー達人に―北京市

Record China    2013年1月7日(月) 12時8分

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6日、香港のウォン・カーウァイ監督による最新作「一代宗師」のプレミアが北京で行われ、主演のトニー・レオン、チャン・ツィイーらが出席した。

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2013年1月6日、香港のウォン・カーウァイ(王家衛)監督による最新作「一代宗師」のプレミアが北京で行われ、主演のトニー・レオン(梁朝偉)、チャン・ツィイー(章子怡)らが出席した。新浪網が伝えた。

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カンフーの一派・詠春拳の達人で、ブルース・リーの師匠でもあるイップ・マン葉問)を描いた「一代宗師」。クランクインから完成まで3年かかり、永遠に上映されないのでは?とまでうわさされた話題作だ。今月8日に公開を控え、6日に行われたプレミアにはトニー・レオンら主要キャストが勢ぞろいした。

監督によると、ノーカット版は4時間だが、劇場公開作品は130分にカットされたもの。「恋する惑星」などウォン監督の作品に数多く出演してきたトニーは、完成フィルムを見るたび、胸に抱く感想は毎回同じだという。「苦労したあのシーンは?」と思うような箇所がバッサリ削除され、驚くとともに心が痛いという。

同作のために3年を捧げたトニーは、2回もの骨折を経て撮影を成し遂げた最大の功労者。半年も続いた夜間撮影で、“時差ボケ”に苦しんだこともある。トレーラーにも収録されている雨の中で戦うシーンは、撮影中に気管支炎を起こして病院に搬送されたという。

この3年を「一生忘れられない時間になった」と話すトニー。子供の頃からカンフー映画に親しみ、まさか50歳になってからその憧れを実現できるとは考えてもいなかったという。今までウォン監督作品で演じてきたアンニュイなイメージとは違い、前向きなパワーに溢れた人物を演じていることで、新たなトニーの魅力が垣間見られる一作となっている。(翻訳・編集/Mathilda

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