Record China 2019年1月24日(木) 13時50分
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中国初、世界でも14例目となる子宮移植によって育った赤ちゃんが20日、空軍軍医大学西京医院で生まれた。
中国初、世界でも14例目となる子宮移植によって育った赤ちゃんが20日、空軍軍医大学西京医院で生まれた。23日付で観察者網が伝えた。
記事によると、2015年11月20日、西京医院産婦人科の陳必良(チェン・ビーリャン)主任らの専門チームは、楊華(ヤン・ホア、仮名)さんに楊さんの母親の子宮を移植することに成功した。子宮移植前に、専門チームは楊華さんの卵子採取手術をしており、生殖補助技術を通して14の受精卵を作り凍結保存した。
その後、移植した子宮の観察を続け、子宮内膜の状況が改善した後に、専門チームは凍結した受精卵を子宮内へ移植。出産に成功するまで定期的に超音波や血漿中濃度、ホルモンレベルなどを測定した。
記事によると、中国には出産適齢期の女性のうち、子宮性不妊を抱える人が100万人前後おり、新生児の中で先天的に子宮や膣のない女児が毎年3~5万人生まれるという。
記事は、「中国初の子宮移植による出産は、わが国の生殖医学における子宮が原因の不妊治療分野で、画期的な成就となると同時に、子宮移植の分野で世界トップレベルであることを示すものとなった。これは、子宮性不妊の女性に出産の希望をもたらすものだ」と結んだ。(翻訳・編集/山中)
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