Record China 2019年1月25日(金) 12時0分
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核弾頭を搭載して中国本土からグアム島の米軍基地を攻撃できるとされる、中国の中距離ミサイル「DF―26(東風26)の発射の様子が初めて公開された。
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核弾頭を搭載して中国本土からグアム島の米軍基地を攻撃できるとされる、中国の中距離ミサイル「DF―26(東風26)の発射の様子が初めて公開された。中国中央電視台が2019年1月24日の番組で映像を放送し、その他のネットメディアも24日ごろになり追随報道した。
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DF―26の射程は3000~5000キロメートルで核弾頭も搭載でき、中国本土からの発射でグアム島の米軍基地を攻撃可能とされるため「グアム・キラー」などと呼ばれる場合がある。
また、DF―26は命令を受けてから短時間で発射できる固体燃料式で、運搬車に積んで移動できるので、DF―26により攻撃されることが確実と判断しても、発射前のDF―26を攻撃して破壊するのは難しいとされる。24日の放送では、DF―26を車両で運搬する様子や、打ち上げ直前に直立させる様子、持ち運び可能な装置のボタンを押した直後に、DF―26が打ち上がる様子なども紹介された。
DF―26は大気圏に再突入してから自ら飛行経路を調整できるので、航行中の空母なども精密に攻撃できるとされる。放送された映像では、DF―26の上部に小さな翼4枚が存在することが確認できる。打ち上げロケットや大型ミサイルの発射時に上部の翼で軌道を調整することはあまりないので、ロケットが噴射を終え大気圏に再突入してから航路を変更するために用いられる可能性がある。中国国防部は2018年4月に、DF―26はすでに試験を終え、中国ミサイル軍に配備されたと発表した。(翻訳・編集/如月隼人)
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