Record China 2013年1月8日(火) 18時56分
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7日、中国初の空母「遼寧」が昨年9月に就役したが、1回の航海に数カ月を費やすことも当たり前の空母上で、兵士が毎日何を食べるかが新たな問題になっている。
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2013年1月7日、中国紙・北京晩報によると、中国初の空母「遼寧」が昨年9月に就役したが、1回の航海に数カ月を費やすことも当たり前の空母上で、兵士が毎日何を食べるかが新たな問題になっている。
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軍隊における兵士の戦闘力と士気を維持するための重要な鍵となる事柄の1つに、兵士が満足で十分な食事を取れるかどうかがある。1回の航海で数カ月を海上で過ごさなければならない空母の乗船員たちが、その間に毎日何を食べるかは、個人だけではなく、戦力そのものに影響する重要な問題となる。
例えば、米国の空母で提供されている食事のメニューには、フライドチキン、ハム、ステーキ、果物、サラダ、デザート、アイスクリーム、各種飲料などがあり、ほとんどすべてのものが揃っている。
フランスの空母のメニューは、3種類の前菜から始まって、ステーキか魚料理、サラダやデザートなど、米国同様ほぼ不足なく通常通りの食事をとることができる。
インドでは、お国柄を反映し、鶏肉、魚介類、羊肉を中心に、トマト、じゃがいも、玉ねぎなどの各種野菜が加えられ、カレー料理が多く提供されている。
では、中国の空母上で、満足で十分な中華料理を提供できるのだろうか?
調理する角度から見ると、西洋料理は比較的簡単にでき、栄養価も高いが、やや複雑な設備が必要となる。これとは対照的に、中華料理は、設備は比較的単純で済むが、調理の過程が複雑で、しかも貴重な水を大量に使わなければならず、汚れもひどい。空母の食事提供の基準は、高カロリーで簡単に加工できることであるにもかかわらずである。
兵士の戦力や体力を維持するためには中華料理の提供が望ましいが、調理の過程を考慮すると、それを完全に実行することは難しい。そのため、中国の空母上では加熱するだけででき上がるようなレトルト食品などだけでなく、中華・洋食の組み合わせを取り入れざるを得ないだろう。(翻訳・編集/HA)
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