中国の配達員が接触事故で暴行受ける、土下座も強要され所属会社が怒りの声明

The World Video    2019年1月28日(月) 9時10分

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中国の北京市通州区で1月23日夜、フードデリバリーの配達員が接触事故により暴行を受け土下座を強要される騒動が発生した。

中国の北京市通州区で1月23日夜、フードデリバリーの配達員が接触事故により暴行を受け土下座を強要される騒動が発生した。翌24日に配達員が所属する企業、美団外売はSNSの公式アカウントで声明文を掲載。事故の経緯を説明し加害者を非難した。

同社によると、接触事故の過失割合は乗用車が10割だったが、乗用車の運転手は棒のようなもので配達員を激しくたたき、土下座を強要した。映像では「土下座しろ!」と叫ぶ男性の姿が確認できる。暴力を振るった乗用車の運転手は警察に拘束され、けがをした配達員は病院に搬送されたという。

同社は配達員の治療費を全額負担すると発表したうえで、「悪質な暴力は謝罪だけでは済まされない。加害者は法の裁きを受けなければならない」と加害者を非難した。ネットでも同社と同じ反応を示す書き込みが多く、加害者に対し厳罰を求める声が多く聞かれている。(翻訳・編集/内山)

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