中国の若者、貞操観念や子孫繁栄の意識が希薄化―中国メディア

Record China    2013年1月9日(水) 16時39分

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7日、中国・北京市で、中国社会科学院社会学研究所と社会科学文献出版社が発表した調査報告によると、中国人の貞操観念や「子孫を残す」といった意識が時代の変化に伴い希薄化しつつあることがわかった。写真は北京市にあるハスの花を観賞する若者。

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2013年1月7日、中国・北京市で、中国社会科学院社会学研究所と社会科学文献出版社は、「中国社会心理研究報告(社会心理青書)2012〜2013」を発表した。全国各省区のネット婚活者3万1345人を対象にした調査の結果、中国人の貞操観念や「子孫を残す」といった意識が時代の変化に伴い希薄化しつつあることがわかった。中国青年報が伝えた。

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青書は、▽性愛観念▽出産観念▽経済観念▽家庭・社会における役割に対する期待▽人生に求めるもの▽配偶者との関係に対する期待の6方面から、婚活者の結婚に対する価値観を分析した。

性愛観念面では、男性は婚前交渉を受け入れるとした割合が高かったが、将来の伴侶の婚前交渉を受け入れるとする割合は低かった。これとは対照的に、女性は婚前交渉を受け入れるとした割合が低かったが、将来の伴侶の婚前交渉を受け入れる割合は高かった。

出産観念面では、大部分の婚活者が出産を望んでいるが、すぐには希望しないと答えている。これは都市部の仕事のプレッシャーが大きいことや、子孫を残す意識の希薄化と関係があると見られる。

経済観念面では、大部分の婚活者が「倹約的」な生活を選ぶ傾向にある。

家庭・社会における役割面では、大部分の婚活者が伝統的な男女の役割分担(男性が外、女性が内)に賛成しているが、調整することも可能としている。また、実家とはある程度のもしくは緊密な関係を保ち、双方の実家と平等に関係を持つことを希望している。

人生に求めるものについては、大部分の婚活者が仕事上の成功よりも家族の幸せを求めると答えた。うち、男性は精神面や事業面での成功をより重視し、挑戦や刺激を好む傾向があったが、女性は家族の幸せや調和をより重視している。

配偶者との関係に対する期待面では、婚活者は普遍的に結婚相手と一緒に過ごす時間を重視しており、様々な交流を通じて結婚相手と感情を分かち合いたいと望んでいる。(提供/人民網日本語版・翻訳/SN・編集/内山)

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