上海の児童8割が睡眠不足、親の影響も大―上海市

Record China    2007年3月28日(水) 11時48分

拡大

上海市の83.3% の小学生が睡眠不足であり、他の都市に比べてはるかに多いという。

(1 / 2 枚)

2007年3月24日、中国国内のメディアの報道によると、上海市の83.3% の小学生が睡眠不足であり、他の都市に比べてはるかに多いという。平均睡眠時間は、平日が9時間2分、土日が9時間36分で、米国の児童より約1時間少ない。 中国では、1日10時間の睡眠時間を保証するよう規定されているが、全国の児童の71.4%がそれに達していない。

その他の写真

睡眠不足や睡眠障害があると、遅刻や校則違反など、学校への適応能力が低下しがちで、さらには、人間関係の悪化、うつ病、自殺、喫煙、覚醒剤、飲酒、麻薬など思春期の非行につながる恐れがあると専門家は指摘する。

児童の睡眠に影響する主な要因は学業の負担であるが、親と一緒に寝ることも大きく影響している。親と一緒に寝る子どもは、就寝の習慣が悪い、睡眠時にいらいらしたり無呼吸状態になったりする、夜中に目が覚める、日中眠くなるなどの問題を抱えている場合が多い。小さな子どもは親の生活習慣の影響を受けやすいため、悪影響を及ぼすのである。従って、小学生は自分の部屋で寝るようにしたほうがいい。

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携