南方週末改ざん問題、米中が対立=米の批判に中国「内政干渉認めぬ」―シンガポール紙

Record China    2013年1月10日(木) 6時10分

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中国紙・南方週末の新年号が当局の指示で改ざんされた問題で、米国務省報道官が批判したのに対し、中国外交部報道官は「中国は内政干渉を認めない」と反論し、米中が対立の様相を見せている。写真は南方週末の看板。

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2013年1月9日、シンガポール華字紙・聯合早報(電子版)によると、改革派の論調で人気の高い中国紙・南方週末の新年号が当局の指示で改ざんされた問題で、米国務省のヌランド報道官がこのほど「(メディアに対する検閲は)近代的な経済、社会の実現を目指す中国の理想と相容れない」と批判したのに対し、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は「中国はいかなる国家、人、形式による内政干渉も認めない」と反論し、米中が対立の様相を見せている。

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それによると、ヌランド報道官は「一部の中国国民が言論の自由を強く行使し、もちろん我々も注目している。中国政府も関心を払うことを望む」と述べた。さらに、国際ジャーナリスト連盟(IFJ、ブリュッセル)も7日に声明を発表。南方週末に対して広東省共産党委員会宣伝部が行った改ざん行為は、言論と出版の自由を認める中国憲法35条に違反しているとして、習近平(シー・ジンピン)総書記に調査を求めている。(翻訳・編集/AA)

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