日中観光客が互いに敬遠、両国対立でタイが「漁夫の利」―中国メディア

Record China    2013年1月10日(木) 10時50分

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9日、尖閣諸島問題の影響を受け、日中両国の観光客は相手国の訪問を避けている。これにより漁夫の利を得たのはタイだ。写真はタイ・バンコクにある観光地。

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2013年1月9日、尖閣諸島問題の影響を受け、日中両国の観光客は相手国の訪問を避けている。これにより漁夫の利を得たのはタイだ。新華網が共同通信社の報道を引用し伝えた。

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タイの観光・スポーツ省から提供されたデータによると、2012年11月までに観光ビザを取得し入国した日本人が、前年比約19%増の約124万人に達した。中国人観光客は約250万人に達し、過去最多を記録した。

日中両国の観光客による相手国訪問の日程・予算は、タイ旅行と大きな差がない。日中両国の尖閣諸島問題による関係悪化の際に、タイが両国の観光客にとって最良の目的地になった。タイ政府の関係者は、「漁夫の利を得た」と喜んでいる。

タイ国政府観光庁は、タイを訪問する日中両国の観光客が増加した原因について、両国関係の悪化による影響の他に、昨年のタイの大洪水からの復旧および治安状況の回復が、増加を促したと分析した。

日本全国各地の空港は、タイの首都バンコクへの直通便を開通させている。タイ旅行は、すべての年齢層から人気を集めている。タイ旅行の日程は多様化されており、3〜5日間の短期旅行や長期旅行がある。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/内山)

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