中国は米国よりも健康です、報告書「国家健康報告」がお手盛り過ぎると批判の声―中国

Record China    2013年1月11日(金) 5時40分

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8日、中国科学院の報告書「国家健康報告」が発表された。国家の状況を健康に例えた国家健康指数を発表。中国はすでに米国よりも健康だと評価している。写真は6日、旧正月を前に杭州駅から帰省する出稼ぎ労働者。

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2013年1月8日、中国科学院の報告書「国家健康報告」が発表されたが、その内容が論議を呼んでいる。9日付で中国広播網が伝えた。

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国家健康指数(NHI)とは国家の状況を健康に置き換えて表現する指数だという。代謝、免疫、神経、行為の4系統49指標で評価される。スウェーデンノルウェーフィンランドと北欧が上位3位を占めた。

上位10カ国は「健康充実」型とのカテゴリー。11〜20位が「健康目標達成」型で、中国は11位。第2グループの首位、という立場となった。なお日本、米国英国、韓国などは「建康負債」型とカテゴライズされた。

すでに現時点で中国の「国家健康」は日米を追い抜いていることになっている。報告書では2049年にも国内総生産(GDP)で米国を抜くとの見通しを示しているが、これに異論、反論が集まっている。よく知られているとおり格差やら社会保障の未整備やら中国には問題が山積しているのに「健康充実」と呼べるのか。中国の経済成長は岐路を迎えており成長が停滞する「中所得国の罠」を超えられるかもわかっていないなどの反論が寄せられた。(翻訳・編集/KT)

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