人気アイドルグループ「嵐」の突然の活動休止宣言に、中国のファンの間でも衝撃が広がっている。

嵐は27日、ファンクラブサイトで2020年12月末をもっての活動休止を発表。夜にはメンバー5人による記者会見が開かれた。リーダー・大野智によると、17年6月中旬ごろ、嵐としての活動をいったん終えたいという自身の思いを他の4人に伝えたそうだ。その後、話し合いを重ね、18年2月に所属するジャニーズ事務所に報告したという。

嵐は中国でも知名度が高く、昨年末の紅白歌合戦の白組司会にメンバーの桜井翔が決まった時には「今日一番うれしかったのは、翔兄さんが紅白の司会になったこと。これで楽しく生きていける」「紅白に嵐は不動の組み合わせだな」 などのコメントがネット上に寄せられていた。

今回の発表については、あるネットユーザーが中国版ツイッター・微博（ウェイボー）で「最後の最後まで嵐らしく過ごして行けるよう、これからも5人で頑張っていきます」「今まで嵐を応援して下さった皆様、本当にありがとうございます」など、5人が寄せたコメントを中国語訳付きで紹介。これに対し、他のネットユーザーからは「SMAPの次は嵐…ジャニーズの国民的グループが二つも消えちゃう」「ショック！。スターを追っかけるならのんびりしてられないということがこれでよく分かった。『追っかけの機が熟した』と思った時にはもう遅いかも」「大声出して泣いた」「もしかして誰か結婚？」「受け入れられない。リーダーが決めたことはどんなことでも応援するけど、自分自身を納得させられていない…」などの声が上がっている。（野谷）