Record China 2019年1月28日(月) 21時20分
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27日、韓国・世界日報が「“電車の義人イ・スヒョン”を18年経っても忘れない日本」と題する記事を報じ、韓国のネット上で注目を集めている。写真は新大久保。
2019年1月27日、韓国・世界日報が「“電車の義人イ・スヒョン”を18年経っても忘れない日本」と題する記事を報じ、韓国のネット上で注目を集めている。
東京・新宿で26日、18年前の同日にJR新大久保駅での事故で亡くなった韓国人留学生・李秀賢(イ・スヒョン、当時26)さんの追悼行事が行われた。李さんは酒に酔って線路に転落した30代の日本人男性を助けようと線路に飛び降り、電車にひかれて死亡した。
記事によると、同日の行事に出席した李さんの母・辛潤賛(シン・ユンチャン)さんは日本の市民団体関係者らと事故現場を見て回った。行事開催に対し何度も「感謝する」と述ベていたという。その後は東京の韓国文化院に移動し、李さんと親交のあった人たちの話を集めたドキュメンタリー映画「懸橋」を鑑賞した。同院コンテンツ総括部長は「約450人が観覧を希望したが、席数の問題で約300人しか見られなかった」と説明し、「日本では今も李さんに対する関心が高い」と話したという。
日本では現在、市民らの自発的な募金により、李さんのイニシャルから名付けた「LSHアジア奨学会」も運営されている。2017年の時点で日本に留学中の18カ国・地域の639人に奨学金が支給されたという。
このニュースに、韓国のネットユーザーからは「言葉は必要ない。ただただ誇らしい」「彼のおかげで韓国のイメージが良くなり、日韓関係も良くなった」と李さんを称える声や、「こんなにも長い間、追悼行事を続けてくれるなんて。すごい」「こういう部分は学ぶべき。韓国はどんなニュースもすぐに忘れてしまう」「韓国人はすっかり忘れていたのに。日本のこういう姿は不思議だけどうらやましくもある」「日本は政治家が問題なだけで、市民たちは温かい」など日本市民への感謝の言葉も続々と寄せられている。(翻訳・編集/堂本)
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