尖閣周辺での中国軍機に対する警告射撃検討、日本側が否定―中国メディア

Record China    2013年1月10日(木) 21時55分

拡大

10日、尖閣周辺での中国軍機による挑発行為に対し、日本政府が警告射撃を含む対抗措置強化を検討しているとの日本メディアの報道について、菅義偉官房長官はこれを否定した。資料写真。

(1 / 2 枚)

2013年1月10日、菅義偉官房長官は定例記者会見で、「尖閣周辺で領空接近する中国軍機に対し、日本政府は警告射撃を含む対抗措置の強化を検討している」と日本メディアが前日に報じた内容について、これを事実ではないと否定した。日本政府は事態の拡大を望んでいないという。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

日本メディアの報道によると、安倍晋三首相は今月5日、尖閣周辺での領域警備について初めて対抗措置の強化に言及。領空侵犯機が無線での警告に従わない場合、海上自衛隊が曳光(えいこう)弾による警告射撃を行う可能性を示唆したという。菅義偉官房長官はこの報道内容を否定している。

安倍氏は首相就任後、尖閣諸島周辺の警戒監視活動の強化について繰り返し発言している。防衛省も自衛隊機による緊急発進(スクランブル)を含めた監視態勢の強化を検討しており、海上保安庁とも連携して対応する計画だ。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携