Record China 2019年1月29日(火) 11時20分
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28日に行われたサッカー・アジアカップの準決勝で、日本は強豪イランに3—0で完勝した。中国のメディアもこぞってこの結果を報じている。写真は日本対イラン。
28日に行われたサッカー・アジアカップの準決勝で、日本は強豪イランに3—0で完勝した。中国のメディアもこぞってこの結果を報じている。
中東のアラブ首長国連邦(UAE)での開催とあって、スタンドは完全アウェー。イランサポーターの歓声が響く中、前半は両チームともに決め手を欠き0—0で折り返す。そして後半に入り56分。南野拓実のクロスを大迫勇也が頭で合わせて日本が先制に成功する。さらに、67分にはイランDFのハンドで得たPKを大迫が冷静に決め、リードを広げる。アディショナルタイムには原口元気が抜け出しダメ押しのゴールを決め、3—0の快勝で決勝進出を決めた。
ここまですべて1点差という厳しい試合をこなしてきた日本の圧勝に、中国メディアも大きな関心を寄せた。
試合を中継した中国中央テレビ(CCTV)の解説員、賀ウェイ氏と徐陽氏は日本を絶賛。日本の2点目のシーンでは、「日本は相手の小さなミスから大きなチャンスを作ることができる。日本は状況を乱すことなく、ポゼッションを維持したままのサッカーで、ついにイランに致命的な一撃を与えた」「今日の日本は元のスタイルを取り戻した。素晴らしいボールコントロールで相手の守備ラインを切り裂いた」とした。試合が終了すると、徐氏は「恐れ入った」と脱帽。賀氏は「日本がすべてのアジアの国に“授業”をした。ゲームの流れを読む優れた力で、イランに力を発揮させなかった」と評した。
網易体育は「日本はアジアのトップだ!3ゴールでイラン一蹴は、ポルトガルも成し遂げなかった」との見出しで伝えた。昨夏のワールドカップ(W杯)ロシア大会でイランと対戦した強豪国・ポルトガルが1-1で引き分けたことに触れた上で、「日本は香川真司や本田圭佑らかつての主力はメンバー入りせず、その後も負傷者が続出した。“2軍”と言っても過言ではない日本が、イランを完全に圧倒した」とし、「遠慮なく言おう。日本はまさしくアジア最強、彼らがアジアのトップ。これは、いかなる議論の余地もない」と手放しで称賛した。
また、網易体育は「日本3—0イラン、イラン3—0中国、中国はアジアの何流なのか」と題する別の記事で、「日本と中国の差は6ゴール?サッカーはもちろん、直接このように換算できるものではないが、日本とイランの試合は中国を反省させた。日中の男子サッカーにおける差は明白。中国にはほとんど勝機はなく、引き分けを望むのもぜいたくだろう。忘れてはいけない。中国は日韓よりもアジアカップを重視しているが、日本にとってアジアカップはトレーニングに過ぎないということを」と評した。
騰訊体育は、「日本代表は決勝に進出した過去4大会でいずれも優勝杯を手にしている。決勝での勝率は恐ろしいことに100%だ!」とし、「日本の決勝の相手はカタールかUAE。いずれも、伝統的なアジアの強豪国ではなく、優勝経験はない。日本が間違いなく優勝の大本命で、特に最強の相手であるイランに大勝した勢いのまま決勝に臨める。日本がこのまま決勝での勝率100%を継続し、5回目の優勝を手に入れるか」と伝えた。(北田)
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