「冷戦の勝者は中国だった」中国に対応するべく世界各国で進むアジア・シフト―香港メディア

Record China    2013年1月12日(土) 15時53分

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9日、香港・中国評論通訊社は、米国のアジアへの帰還に合わせ、世界の国々がアジア諸国との関係を強化していると報じた。写真は2012年11月10日、中国共産党第18回全国党大会(十八大)を取材する外国人記者。

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2013年1月9日、香港・中国評論通訊社は、米国のアジアへの帰還に合わせ、世界の国々がアジア諸国との関係を強化していると報じた。10日、環球網が伝えた。

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英紙フィナンシャル・タイムズは「実は冷戦の勝者は中国であった。中国の台頭に反応し、世界の国々はアジアに力を注いでいる」と評した。その実例とされているのがオーストラリア

米海兵隊の駐留など米国のアジア戦略の拠点になっているとの印象もあるが、オーストラリア政府の白書「アジアの世紀におけるオーストラリア」を読めば、同国が政治的、経済的にもアジア社会の一員になろうとしていることがよくわかる。

北米や欧州には「アジアの一員になる」というオーストラリアほど積極的な目標を持つ国はないとはいえ、中国の台頭に合わせてアジアへの関心を強めていることは間違いない。欧州連合(EU)は2011年に韓国と自由貿易協定(FTA)を結び、さらに日本や東南アジア諸国連合(ASEAN)とのFTA締結も狙っている。(翻訳・編集/KT)

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