文大統領が元慰安婦の葬儀場を訪問も、韓国ネットは「政治ショー」と不満

Record China    2019年1月30日(水) 11時40分

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29日、韓国・聯合ニュースは、文在寅大統領が28日に死去した元慰安婦の金福童さんの葬儀場を弔問したと報じた。写真はソウルの慰安婦像。

2019年1月29日、韓国・聯合ニュースは、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が28日に死去した元慰安婦の金福童(キム・ボクトン)さんの葬儀場を弔問したと報じた。

記事によると、文大統領が就任後に元慰安婦の遺体安置所を直接弔問したのは初めてで、金さんの遺影の前で深いお辞儀をした後、関係者らにお悔やみの言葉を述べたという。文大統領は昨年1月にもソウル市内の病院に入院した金さんを見舞っていたという。

弔問に先立ち、文大統領はフェイスブックで「金さんは被害者にとどまらず、日帝(日本帝国)の蛮行に対して謝罪と法的賠償を要求し、歴史の立て直しの先頭に立った」とし、「ゆっくりお休みください」と追悼。「歴史を正しく立て直すことを忘れない。存命の慰安婦被害者23人のために道理を尽くす」と誓っていた。

これを受け、韓国のネット上では「元慰安婦の弔問に行くのは正しい。でも(上空機動ヘリ)マリンオン墜落事故で亡くなった軍人の弔問には行かなかったよね。これは差別」「軍人が亡くなった時は行かなかったくせに…」と指摘するコメントが寄せられており、今回の弔問について「支持率が落ちたからショーをしているとしか思えない」「大統領が扇動的なショーばかりしてるのだから、(韓国の)未来は暗い。元慰安婦を政治に巻き込んで何を夢見てるのだろう」「反日感情で権力を維持しようとしてる」など「政治ショー」と捉える声も少なくない。

その他「本来なら安倍首相が行くべき」と主張するユーザーもみられた。(翻訳・編集/松村)

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