未婚の母には厳罰―重慶市

2007年3月28日、重慶市の計画出産に関する規定が明らかになった。公務員を対象としたこの規定では、未婚で出産した場合は降級、2人以上出産すると免職、などが定められた。

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2007年3月28日、重慶市の計画出産に関する規定が5月1日に実施されるのを前に、全文が公表された。公務員を対象としたこの規定では、未婚で出産した場合は降級、2人以上出産すると免職となる。未婚で養子を迎えた場合も同様の処分。出生証明の不正取得や出生前の違法な性別鑑定も処分の対象となる。

同市は昨年9月からたたき台を公開し、広く市民から意見を集めていた。原案では不倫を処分対象とすることも盛り込まれていたが、あまりに反発が強く、婚外子の規定にとどまった。今回は産む側の女性が処分の対象となっているが、「愛人」「私設秘書」を抱える男性公務員への警告の意味合いもあると見られている。