西側セレブが続々と中国版ツイッターにアカウント開設―豪紙

Record China    2013年1月13日(日) 22時23分

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11日、西側の有名人が次々と中国版ツイッターといわれる微博(ウェイボー)にアカウントを開設している。写真は微博のロゴ。

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2013年1月11日、オーストラリア紙オーストラリアンは、西側の有名人が次々と中国版ツイッターといわれる微博(ウェイボー)にアカウントを開設している、とする記事を掲載。12日付で環球時報が伝えた。

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中国に5億人いるといわれるネットユーザー。中国では基本的にツイッターやフェイスブックをすることができないが、代わりに微博(ウェイボー)と呼ばれるマイクロブログが人気だ。登録ユーザーは3億6800万人、1日に1億本の投稿がある。近年、西側の有名人が次々とこの微博にアカウントを開設している。

最近では、ブラッド・ピットがアカウント開設したことが話題になった。本人は映画「セブン・イヤーズ・イン・チベット」(1997)に出演したことから中国当局に入国を禁じられているうえ、SNSを開設すること自体が初めてだったのだ。

微博の重要性は過小評価できない。以前、中国は言論の制限やメディアへのコントロールを行う難攻不落の城塞だったが、微博が出現してから状況はすべてが変わった。ツイッターの米ユーザーは5億人と言われているが、驚くべきスピードでユーザー数を増やしている微博はツイッターを超える存在になろうとしている。

ジャスティン・ビーバー、エマ・ワトソンのような有名人のみならず、中国の人権状況を非難したこともある英ミュージシャンのトム・ヨークも微博にアカウントを持っている。トム・クルーズ、ビルゲイツら著名人は数百万人に及ぶフォロワーがいる。また、コカ・コーラ社などの大企業もアカウントを持っている。

あるソーシャルメディア代理店の経営者は「中国でなにかやろうとするなら、微博は必須。西側企業は外国でブランドを宣伝するためには当然のことだと理解している」と語った。(翻訳・編集/YM)

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