「アジアカップ決勝に中国の要素!」と中国メディア興奮、ネットは冷静「恥ずかしいからやめて」

Record China    2019年1月31日(木) 16時20分

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UAEで開催中のサッカーのアジアカップは、2月1日に日本対カタールの決勝戦が行われる。中国のスポーツメディア・新浪体育は30日、「決勝には中国の要素がある!」と伝えた。写真は試合会場。

アラブ首長国連邦(UAE)で開催中のサッカーアジアカップは、2月1日に日本対カタールの決勝戦が行われる。中国のスポーツメディア・新浪体育は30日、「決勝には中国の要素がある!」と伝えた。

記事が主張する「中国の要素」とは審判だ。主審を務めるのは、アジア最優秀レフェリーにも輝いたウズベキスタン人のラフシャン・イルマトフ氏だが、第4審判に中国人の馬寧(マー・ニン)氏が起用されることになった。馬氏は18年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝で主審を務めた人物で、記事は「2つ続けてアジアの大きな大会の決勝で仕事をすることになった。歴史を突破した!中国審判界の第一人者!」とたたえている。

ただ、こうした報道に中国のネットユーザーからは「こんなニュース、恥ずかしくて見ていられないよ(泣)」「なんでも取り上げりゃいいってもんじゃない」「中国サッカーを代表するのが審判だなんて、一種の悲哀じゃないか」「中国人は自分の顔に金を貼り付ける(自分を良く見せようとする)のがうまい」「こんなことで自分を慰めるなんて。メンツはないのか」「無理やり中国を結び付けるなんてな。そういう論理なら、ワールドカップ決勝にも中国の要素はあるぞ。どこにでも中国人の観客はいるからな」など、冷めた声が多数寄せられている。

なお、イルマトフ氏は今大会の日本対サウジアラビア戦で主審を務めたが、原口元気が「ボールを取りに行ったら全部ファウルになる」と語ったように、日本はジャッジに苦しめられた。試合終盤には明らかな日本ボールをサウジボールと判定され、森保一監督が不満をあらわにするシーンも。決勝では、ジャッジの癖の見極めもポイントになりそうだ。(北田

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