2019年1月30日、中国北京紙の新京報（電子版）は、サッカー中国スーパーリーグ（1部）の北京国安が獲得した韓国代表DFキム・ミンジェ（22）について、「日本に負けたら飛行機から飛び降りる」と発言していたエピソードを紹介した。

記事によると、北京国安は29日、韓国の全北現代から同国代表DFキム・ミンジェを獲得したことを発表した。記事は、キム・ミンジェについて、昨シーズンまで全北現代の監督だった韓国の名将チェ・ガンヒ氏も「スーパー」と高く評価する期待の若手で、190センチ、88キロと恵まれた22歳DFの加入により、サポーターから批判を浴びてきた北京国安のディフェンスラインの大幅な補強につながるだろうと伝えた。

記事はまた、17年8月に代表デビューしたキム・ミンジェについて、怪我のため昨夏のロシアW杯出場を逃したが、その後のジャカルタ・アジア大会での金メダル獲得に貢献したとし、日本との決勝を前に「日本に負けたら飛行機から飛び降りる」と笑いながら「決意表明」したことも紹介した。

この記事のコメント欄では、「なぜ日本から助っ人を獲得しないのか」という反応に多くの共感が寄せられていた。現在開催中のアジアカップの決勝トーナメントで日本の守備陣が鉄壁の守りを見せていることを受けてのものと思われる。

それに対する「日本の選手はカネ目当てに中国に来たりはしないだろう」という反応にも多くの共感が寄せられていた。

また、「われわれの白斬鶏（中国代表を皮肉る呼び名）にはそんな決意はない」という声もあった。（翻訳・編集/柳川）