「中国人観光客は“歩くお財布”」、ロサンゼルス最大のお客さまに―中国メディア

Record China    2013年1月16日(水) 17時26分

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14日、中国人による米国観光が解禁された2008年以降、当地を訪れる同国の観光客数は増加の一途をたどっており、2012年にはロサンゼルスの最大の顧客になったという。写真はロサンゼルスの名門ゴルフ場・リビエラカントリークラブ。

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2013年1月14日、中国人による米国観光が解禁された2008年以降、ロサンゼルスを訪れる同国の観光客数は増加の一途をたどっており、2012年には当地の最大の顧客になったという。南カリフォルニア公共ラジオの報道を中国新聞網が紹介した。

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急増する中国人観光客のさらなる誘致をはかるため、現地の宿泊施設や観光施設は中国語による案内や掲示の設置を進めている。ホテルでは客室で中国語チャンネルが視聴でき、中国茶器や茶葉が備えつけてある。メニューには本場の味をそのまま再現した中華料理を追加。中国語を話すスタッフの常駐も増えてきた。ヒルトンホテルのある担当者は、「多額の費用をかけてもそれ以上の利益が見込める」としている。

全米旅行産業協会(TIA)のロジャー・ダウCEOは、中国人観光客が1回の米国旅行で平均7200ドルを消費することを明かすとともに、「彼らの旅程は2週間にも及ぶこともあり、みなショッピングの戦利品をスーツケースいっぱいにして帰国していく」と話し、中国人観光客を“歩くお財布”にたとえた。ビバリーヒルズにある高級ショッピング街・ロデオドライブでは、中国人観光客がこぞって買い物をする姿が見られるが、その商品の多くは彼らが決して自国内では買おうとしない“メイド・イン・チャイナ”であるという皮肉な光景も日常のものとなってきた。(翻訳・編集/岡田)

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