Record China 2019年2月4日(月) 11時10分
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4日、中国の王毅外相がこのほど、北京を訪問中の日本の外務審議官と会談した際、日中関係について「中国人の日本への印象が良くなっている一方で、日本人の中国への印象が改善されていない」と指摘したことが、中国のネット上でも注目を集めている。写真は東京。
2019年2月4日、中国の王毅(ワン・イー)外相がこのほど、北京を訪問中の日本の外務審議官と会談した際、日中関係について「中国人の日本への印象が良くなっている一方で、日本人の中国への印象が改善されていない」と指摘したことが、中国のネット上でも注目を集めている。
日本経済新聞の中国語版サイトによると、王外相は2日、森健良外務審議官との会談で、「中国側の日本に対する印象が回復しているが、日本側の印象がなかなか改善してこない」とし、6月に想定する習近平(シー・ジンピン)国家主席の訪日へ準備を進める一環として日本側の国民感情の改善が重要だと指摘。「日本の修学旅行での訪中が増えていくと、感情改善に役立つのではないか」と提案したという。
これについて、中国版ツイッターのウェイボー(微博)では、「日本側の印象を改善するには、経済以外のニーズも不可欠。中国のエンタメは魅力に欠け、観光産業は混乱し、環境は劣悪、インターネット規制や人々の素養の問題もある」というコメントが多くの共感を集めていた。
また「好印象とは、相手にお願いして持ってもらうものではないはず」「変えたいならまずメディアから。抗日ドラマや中国を中傷する報道を好んで流している。これでは改善のしようがない」「中国がYouTubeなどへのアクセス規制をやめてネットを開放することがとても重要。日本人の多くは中国のことをよく知らない」などの声も上がっていた。(翻訳・編集/柳川)
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