大気汚染で外国人の“北京離れ”加速も=子供の健康被害に懸念―欧米メディア

Record China    2013年1月17日(木) 5時20分

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16日、中国・北京市の大気汚染問題で、欧米メディアはこのほど相次いで「北京の都市としての吸引力が低下している」と報じた。写真はスモッグでかすむ北京。

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2013月1月16日、中国・北京市の大気汚染問題で、欧米メディアはこのほど相次いで「北京の都市としての吸引力が低下している」と報じた。新華網(広州)が伝えた。

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過去最悪となっている北京の大気汚染には、有効な対応策が出ていない。今回の事態に在住外国人の懸念も拡大する一方で、特に子供への影響が心配されている。米ニューヨーク・タイムズは同13日、「北京の汚染は驚くべきレベルで、いかに子供を守るかが課題となっている。しかし、マスクを着け、空気清浄機をもう1台買う以外、有効な手立てがない」と報じた。

英フィナンシャル・タイムズは同14日、「中国には環境保護、排出規制に関する厳しい法律があるが、当局の執行能力が足りないうえ、経済発展を優先する姿勢から大気汚染は悪化する一方だ。しかし、中国の人々も豊かになるに伴い、環境汚染に敏感になっている」と報じた。昨年12月に発表された研究報告によると、北京の生活費はすでにパリの水準を上回っており、こうした状況に大気汚染が“北京離れ”に拍車をかけることも予想される。(翻訳・編集/AA)

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