日系韓国人教授、日本で「現代日本語」の慰安婦資料集発刊へ=韓国ネットから応援の声

Record China    2019年2月6日(水) 11時20分

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5日、韓国・聯合ニュースは「“韓国の肩ばかり持つって?”…日本語の慰安婦資料集を発刊する保坂教授」と題する記事を報じた。写真は韓国の慰安婦歴史館。

2019年2月5日、韓国・聯合ニュースは「“韓国の肩ばかり持つって?”…日本語の慰安婦資料集を発刊する保坂教授」と題する記事を報じた。

記事によると、日系韓国人で韓国・世宗(セジョン)大学教授の保坂祐二氏(62)が来月、日本で慰安婦関連の日本公文書の内容と証言を盛り込んだ資料集を出版する。保坂教授は東京大学工学部を卒業後に韓国・高麗大学で政治外交学の修士・博士学位を取得した学者だ。2003年には国籍を韓国に変えており、13年には独島関連の研究功労により紅條勤政勲章を受けたという。

取材に対し、保坂教授は「現代日本語で読める慰安婦関連の重要公文書と証言を盛り込んだ本」と紹介しており、「日本の人々も現代日本語では慰安婦関連の日本公文書を読んだことがない。この本を通じて、日本人に慰安婦問題を正しく認識してもらえたら」と述べたという。また「日本の関東軍に朝鮮人の男女を連行してくる専門部隊があったという新しい証言を収録した。朝鮮人女性だけでなく男性も連行して強制労働をさせたが、関東軍は敗戦後にこうした内容が盛り込まれた資料をすべて燃やしてしまった」とも話したという。

これを受け、韓国のネット上では保坂教授に対し「尊敬します」「かっこいい。今年も頑張ってください」「あなたは真の韓国人」「国籍を超えた学者的良心というものがあるけど、保坂教授は知識人らしくこれを実践しているようだ」「韓国の肩を持つのではなく、人類共通の普遍的な常識と正義を訴える人」「祖国の日本の国民にも尊敬される人になってほしい」など称賛の声が大半を占めている。(翻訳・編集/松村)

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