韓国には空港が多過ぎる!その理由に韓国ネットユーザーあきれる

Record China    2019年2月9日(土) 18時10分

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韓国メディア・マネートゥデーは6日、、「韓国には空港があふれている。需要はないのに供給ばかりしている」と指摘し、その原因は「政治的な論理で建設されているため」だと伝えた。写真は韓国の大邱空港。

韓国メディア・マネートゥデイは2019年2月6日、「韓国には空港があふれている。需要はないのに供給ばかりしている」と指摘し、その原因は「政治的な論理で建設されているため」だと伝えた。

韓国には現在、8カ所の国際空港と7カ所の国内線用空港がある。人口500万人の湖南(ホナム)地方には空港が4カ所あり、さらに新たな国際空港の建設計画も進められている。人口800万人の嶺南(ヨンナム)地方には5カ所、人口155万人の江原道にも2カ所の空港があるという。

記事は「離着陸が1日に1~2回しかない空港がある。利用客のいない『開店休業』状態の空港も多い。ほとんどの空港が赤字だ」と指摘。原因については「立地や経済性を考慮することなく建設されたためで、地域経済の活性化を理由に政治家たちが誘致戦を繰り広げた結果だ」と説明。「大規模事業となる空港プロジェクトは、確実な票田だ」と主張した。

現在新設計画が進んでいる「セマングム国際空港」は、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が大統領選当時、公約として掲げていた。地元の国会議員10人が空港誘致に尽力しているという。

国会関係者の一人は「空港は大規模建設事業で予算規模が大きく、地元の建設事業にもプラスになることもあり、地域住民は歓迎する。人口が少なくても、とりあえず誘致しようとする政治家のせいで、雨後のタケノコのように空港が造られている面がある」と話したという。

同記事に対して、韓国のネットユーザーからは「近くに2つも空港があるのにセマングム空港を造ろうなんて、政府はどうかしている」「笑わせる。それに反対しない住民たちにも笑っちゃうよ」「空港ができたら地域が発展するかもと期待するんだろうね」「空港を作るカネで、国民を1年に1回ずつ海外旅行させてくれたらいいのに」「今この国に必要なものは何か、経済を知らない人間たちが政権を取った結果だ」などと、あきれる声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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