ニプロが河南省鄭州に中国6カ所目の拠点を開設、その他

Record China    2019年2月8日(金) 10時0分

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ニプロは河南省鄭州市に中国6カ所目の拠点を開設した。ゲームソフト用ミドルウェアを開発、販売するCRI・ミドルウェアは上海に合弁会社を設立。中国ではミドルウェア普及率が比較的低いため、逆に潜在的需要は巨大という。写真は鄭州市。

ニプロは河南省鄭州市に、中国6カ所目の拠点を開設した。ゲームソフト用ミドルウェアを開発、販売するCRI・ミドルウェアは上海に合弁会社を設立。中国ではミドルウェア普及率が比較的低いため、逆に潜在的需要は巨大という。

●ニプロ、河南州鄭州市に中国新拠点を開設

ニプロの連結子会社である尼普洛貿易(上海)が1月1日、河南州の省都・鄭州市に営業事務所を開設した。ニプロが2019年2月7日付で発表した。

ニプロはこれまで、上海本部、北京、広州(広東省)、瀋陽(遼寧省)、長沙湖南省)の事務所と各地の駐在所を中心に販売を行ってきた。鄭州市での営業事務所開設は、地域により密着したきめ細かなサービスを提供しながら医療現場のニーズに応え、「ニプロブランド」のプレゼンスを高めていくため。

●CRI・ミドルウェア、上海市に合弁会社を設立し主力商品「CRIWARE」の普及を強化

ゲームなどのソフトウェア開発のための音声・映像ミドルウェア「CRIWARE(シーアールアイウェア)」を開発・提供しているCRI・ミドルウェアは7日、上海市に合弁会社を設立すると発表した。

「CRIWARE」は日本国内で4500タイトルを超えるゲームに採用されている。中国市場では上海冠声信息科技(Vanguard Sound Technology、Vanguard)と2016年8月から業務提携し、同国ゲーム市場におけるミドルウェア事業強化に取り組んできた。ライセンス数は徐々に増加中だが、中国ゲーム市場ではミドルウェア普及率が比較的低く、潜在需要が巨大な市場であることから、「CRIWARE」のより迅速な普及が課題と判断した。

Vanguardとの中国現地法人設立で、中国でのサポート体制の強化、情報の公開、現地コミュニティの醸成、SDKの機能追加などを行っていく。合弁会社設立は3月を予定。資本金は200万元(約3200万円)で、CRI・ミドルウェアが70%、Vanguardを中心とする中国側が30%を出資する。(翻訳・編集/如月隼人

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