世界各国で中国ドラマの人気拡大、「見始めたらやめられない!」時代劇だけでなくミステリやラブコメまで

Record China    2019年2月10日(日) 19時30分

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9日、数年前まで時代劇ばかりが注目されていた中国ドラマだが、ジャンルを広げて優秀な作品が次々に誕生していることで、世界各国で中国ドラマのファンを増やしている。

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2019年2月9日、数年前まで時代劇ばかりが注目されていた中国ドラマだが、ジャンルを広げて優秀な作品が次々に誕生していることで、世界各国で中国ドラマのファンを増やしている。

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日本をはじめ世界各国で、もともとの中国ドラマファン以外の視聴者層を一気に広げたのが、清朝を舞台にした12年のドラマ「宮廷の諍(いさか)い女」だった。同作はNetflixが配信してさらに評判を呼び、世界中でファンを獲得している。ここ数年はNetflixをはじめ、MyDramalist、Viki、Spcnetといったアジアドラマを配信するオンラインサービスが拡大していることもあり、中国ドラマへの注目度が高まっている。

昨年、中国で社会現象化するほどのヒット作となったのが、同じく清朝の宮廷を舞台にした「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」。すでに日本を含む世界90カ国・地域に版権を購入されている。英BBCの報道によると、検索エンジン最大手Googleが発表したデータでは、18年に世界で最も多く検索されたドラマがこの「瓔珞<エイラク>」で、Netflixの米ドラマ「オルタード・カーボン」や「ロスト・イン・スペース」を大きく上回った。

近年は時代劇だけでなく、ラブコメやミステリなどのジャンルでも優秀な作品が誕生し、ファンを増やしている。昨年、「見始めたらやめられない」と大人気となったミステリドラマの「白夜追凶」(Day and Night)と「無証之罪」(Burning Ice)はNetflixが版権を購入し、すでに世界190カ国・地域で配信されている。なお、台湾の日刊紙・旺報が発表した、「いま世界で最も人気の中国ドラマ(テレビ放送)」ランキングでは、1位が「瓔珞<エイラク>」、2位と3位はファンタジー時代劇の「扶搖」「永遠の桃花~三生三世~」となっている。(Mathilda

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