広東オペラなどの継承・促進を担う「戯曲センター」がオープン

フライメディア    2019年2月13日(水) 19時0分

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何年もの工事期間を経て、急速に変化を遂げている西九龍文化地区。この西九龍文化地区に2019年1月20日、「戯曲センター (戯曲中心)」がオープンをした。

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何年もの工事期間を経て、急速に変化を遂げている西九龍文化地区。この西九龍文化地区に2019年1月20日、「戯曲センター (戯曲中心)」がオープンした。

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戯曲センターは、香港特有の広東オペラを始めとする中国伝統芸能の「戯曲」の発展及び促進の目的で建設された。その美しい建築は、中国地方の伝統的なランタンから発想を得て作られているという。また、特徴的な三角形の出入り口は、ステージの幕が開く様子を表現しているとの事だ。

これらの特徴的で独自性のあるデザインは、伝統芸能と現代をかけあわせて発展をするテーマでデザインされている。建物内部に掲げられている垂れ幕「戯台八景」も 同じく昔ながらの舞台セットを現代風に絵にしたものだ。

戯曲センターの建物は観劇用のシアター、イベント等が行われるアトリウム、そしてお茶を飲みながら鑑賞やイベントを行うことができる茶館劇場、セミナーホール、スタジオ、レストラン、ショップなどの設備がある。アトリウムでは、現在期間限定で、戯曲中心が出来上がるまでの写真展が開かれている。

多方面の角度から戯曲や伝統芸能を楽しめる施設とあって、これからは色々な世代の人や外国人も広東オペラ・戯曲に触れるチャンスが増えるのではないだろうか。戯曲センターのパンフレットの写真からは、グランドシアターの公演イメージがお分かりいただけるだろう。

戯曲センターからは、先般開通をした中国本土への高速鉄道駅もすぐ近くに見る事ができ、戯曲センターの裏側出入り口からは対岸の香港島も眺めることができる。

開発中の西九龍文化地区にはこの先10年を目処に芸術公園、演劇総合劇場、故宮文化博物館、音楽劇場などの施設が順次オープンしていく予定になっている。今後は香港の文化芸術をリードする注目のエリアだ。(提供/フライメディア)

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