公務員試験で中国共産党綱領を出題、「難しすぎる!」と受験生―台湾

Record China    2013年1月23日(水) 6時10分

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20日、台湾の公務員試験で中国共産党綱領と中国の政治体制に関する問題が出題されていたことが分かった。一部の受験生からは「難しすぎる」との声が聞かれた。写真は中国共産党綱領。

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2013年1月20日、米華字メディア・多維新聞によると、台湾でこのほど行われた公務員試験で中国共産党綱領と中国の政治体制に関する問題が出題された。

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公務員初級試験の共通科目「公民と英文」の試験問題に出題されたなかで、中国共産党に関する問題は「俗に『二枚看板で同じメンバー』と言われているのは、次の4つの組織のうちどれか?―中央軍事委員会、政法委員会、紀律検査委員会、国務院(答えは中央軍事委員会)」というものと、「中国共産党綱領のなかで『人をもって本質とし、全面的に協調して持続すべきもの』とあるのは、次の4つのうちどれか?―科学的発展観、和諧社会、3つの代表、社会主義初期段階論(答えは科学的発展観)」の2題。

これらの問題に対し、一部の受験生からは「難しすぎる。出題範囲を超えている」との指摘があった。しかし、台湾考選部の責任者は「昨年10月に発表した出題範囲のなかの『世界の主要な政治意識形態と両岸関係』に含まれる」と反論した。政治的、経済的観点のどちらからみても、中国は台湾にとって避けて通れるものではない。公務員試験に中国の政治に関する常識問題が出題されたのも同じ理由からだ。今回は多くの受験生が準備をしていなかったということになる。台湾の公務員試験は極めて難しく、今年の初級試験には6万6724人が受験し、合格者はわずか357人。合格率0.54%の狭き門だった。(翻訳・編集/本郷)

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