Record China 2019年4月8日(月) 14時20分
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7日、米国やオーストラリアなどが中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)を次世代通信規格の5G通信網から排除する中、ブラジルのハミルトン・モウラン副大統領はこのほど、「ファーウェイからの投資を制限しない」と述べた。写真はファーウェイの広告。
2019年4月7日、中国メディアの観察者網によると、米国やオーストラリアなどが中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)を次世代通信規格の5G通信網から排除する中、ブラジルのハミルトン・モウラン副大統領はこのほど、「ファーウェイからの投資を制限しない」と述べた。
露通信社スプートニクの7日付報道を引用して伝えたもので、モウラン副大統領は、フォーリャ・ジ・サンパウロ紙とのインタビューで、米政府がファーウェイ製の通信機器を通じて機密情報が中国側に盗まれる恐れがあると主張していることについて、「ブラジルはそのようには考えていない」と述べた。そして「ブラジルはファーウェイからの投資を制限しない」「5Gをめぐる安全保障問題は完全に口実だ」「ブラジルは中国を戦略的脅威とは見なさず、重要なパートナーと見なしている」とも述べたという。
観察者網は、こうしたモウラン副大統領の発言を紹介した上で、ポンペオ米国務長官が「中国のテクノロジーを使用することはリスクを増加させる」と述べ、ファーウェイ排除を呼び掛けていることに触れ、「だが世界の多くの国は米国の主張を無視している」と指摘。米海軍第5艦隊司令部のあるバーレーンがファーウェイの技術を一部使用して6月までに商用5Gモバイルネットワークを展開する予定であることや、韓国やフィリピンの通信会社もファーウェイの技術や機器を採用すると表明したことなどを紹介した。(翻訳・編集/柳川)
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