「世界地質公園」登録の五大連池、生活排水で汚染―黒龍江省

Record China    2007年3月29日(木) 23時19分

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ユネスコ「世界地質公園」に登録されている黒龍江省五大連池に生活排水が流し込まれ、汚染されていることがわかった。

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黒龍江省の五大連池はユネスコ(国連教育科学文化機関)が指定する「世界地質公園」のひとつだが、今年2月25日、第3の池に生活排水が流し込まれ、汚染されているという通報があった。環境保全局の調査で、近隣の農場が5日間にわたって生活排水を流し込んでいたことがわかった。

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冬場の気温は氷点下のため、汚水は池の表面を600平方メートルに広がったまま凍結しており、車を使って氷の表面をこそげ取る作業が行われ、100tもの汚水が回収された。世界地質公園保護条例が実施されてわずか3か月で起こったこの事件で、地域住民の環境に対する意識の低さが早くも露呈した。

五大連池は年間50万人の観光客が訪れる景勝地。2006年9月までにユネスコの「世界地質公園」に登録されている公園は世界に55か所、うち中国では安徽省黄山、江西省盧山、雲南省石林など18か所が登録されている。(翻訳編集・WF)

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