Record China 2019年2月14日(木) 10時50分
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13日、環球時報は、日中戦争期間中に日中合弁企業の華北交通株式会社が撮影した3万5000点余りの写真を紹介する特別展が、京都大学総合博物館で始まったと報じた。写真は中国人民抗日戦争記念館。
2019年2月13日、環球時報は、日中戦争期間中に日中合弁企業の華北交通株式会社が撮影した3万5000点余りの写真を紹介する特別展が、京都大学総合博物館で始まったと報じた。
記事は、同博物館で13日より日中戦争時期の古い写真約3万5000点の公開展示が始まったと紹介。「西日本地域では初の展示となり、同大学公式サイトによれば、特別展は4月14日まで行われるそうだ」などと伝えた。
その上で、展示された写真について「1939年から1945年にかけて日中合弁の『華北交通株式会社』が中国北部、北西部で撮影したもの。この会社は当時、同地域の鉄道、バス、船舶などの交通ネットワークを管理していた。写真は全部で3万5000枚余りに上り、完全な状態で保存されていた。日本では非常に貴重な資料とのことだ」と紹介している。
また、同大学の公式サイトが今回の特別展の目的について「大学で所蔵している貴重な資料を紹介すること、これらの写真を通じて日本と中国およびアジア周辺国との関係について改めて考える機会を持ってもらうこと」と説明していることを伝えた。
この話題はネット上でも注目されており、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)では「日本が3万点余りの中国侵略時の写真を公開」が検索キーワードランキングで一時トップ10に入った。ネットユーザーからは「国辱を忘れるなかれ」「中国人、日本人に関係なく、この時の歴史については忘れてはならない」「公開されたのは侵略とは直接関係ない、当たり障りのない写真ばかりだった」「自分は戦争のない時代に生まれてとても幸せだと思っている」などといった感想を残している。(翻訳・編集/川尻)
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