Record China 2019年2月15日(金) 12時30分
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14日、韓国・東亜日報によると、韓国国会の前で焼身自殺を図った60代男性について、与党議員秘書が「丸焼き」との表現を使用したことが物議を醸している。写真は韓国の国会議事堂。
2019年2月14日、韓国・東亜日報によると、韓国国会の前で焼身自殺を図った60代男性について、与党議員秘書が「丸焼き」との表現を使用したことが物議を醸している。
韓国与党「共に民主党」議員の秘書Aさんは、1日午前に国会の前で「国会議員の特権を廃止せよ」と要求し焼身自殺を図った男性の写真を自身のインスタグラムに掲載し、「丸焼きになった(笑)。丸焼きになったよ」とコメントした。写真には黒く焼けた男性が意識を失って倒れている姿が写っていたという。Aさんは「思想や宗教は恐ろしい。こういう人たちの特徴は、命の大切さを知らないこと。愛国者は国会を国の心臓だと言っておきながら、その心臓に火を付けた」とも書き込んだという。
これに対し野党からは「命を捧げて『働く国会』になるよう訴えた市民に対する与党議員補佐陣の発言としては不適切」との指摘が上がった。法曹界関係者も「60代男性に対する侮辱罪に当たる可能性がある」と批判しているという。
Aさんのインスタグラムのアカウントは現在、非公開になっている。Aさんは東亜日報の取材に対して「丸焼きとの表現は知人が書き込んだコメントに返信した際に使った。最初は男性が極右勢力だと思ってからかったが、軽率だったと反省している」と述べ、「当事者と家族に申し訳ない」と謝罪したという。
この記事に、韓国のネットユーザーからも「いくら謝罪しても許せない」「公職者の近くで働いてはいけない人だ」「議員室では普段、どんな会話が行き交っているのか…」など批判が続出している。また、Aさんの釈明についても「極右勢力だったらそういう表現を使ってもいいと?与党の傲慢さが分かる」「極右でも極左でも関係ない。人に対して言うことじゃない」と指摘する声が上がっている。(翻訳・編集/堂本)
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